目隠しフルコース!ダイニング・ウィズ・ザ・センスを体験してきた

 

先日東京ディズニーランドホテルで開催中のプログラム「ダイニング・ウィズ・ザ・センス」を体験しまして、いたく感動したので記事にいたしました。ネタバレなしの感想です。

ダイニング・ウィズ・ザ・センスの詳細はこちらから

簡単に説明すると、目隠しをしてフルコースのお料理をいただくというもの。

このプログラムは美女と野獣、アラジンに続く3度目の開催で、今回のテーマはリトル・マーメイド。チケットはローチケで購入するんですが、意外とあっさり取ることができました。さっき公式を見たらまだ月末の平日の席は余裕があるようです。ご興味があればぜひ。

 

というわけでやってきた東京ディズニーランドホテル

 15:30~の回だったので遅めの朝食をとり、昼は抜いてきたので腹ペコです。会場はロビー右側の通路奥にあるホール「シンデレラドリーム」

いつまでも夢が覚めないよう、この時計は永遠に12時から動くことはありません。

横にあるクロークで貴重品以外は預けることができます。帽子とお土産品を預けていざ受付!

受付を済ませると同意書を渡されます(プログラムの注意事項など)そのあと魔法のアイマスクを受け取り会場へ。どうでもいいですけど、このアイマスクふわふわでめっちゃ付け心地がよかったです…。

廊下で待っているとキャストさんにその場でアイマスクをつけるよう言われます。もうつけるの?早っ!と思いつつ装着。両手を前に出すように言われ、キャストさんに手首を掴んでもらって(めっちゃソフトタッチだった)会場へと誘導してくれます。もうこの時点でドキドキ。で!会場に入ると海の匂いがするんです!ファ~~~~すごい。席への案内も、もちろん目隠ししたまま。キャストさんにお手伝いしてもらって、椅子と机の位置を触って確かめ、着席します。

ちなみにこのプログラム、通常回では複数人で参加しても座席は必ずバラバラになるように配置されます。つまり誰もが皆全く見ず知らずの誰かとフルコースを頂くことになるのです。これを聞いたら「えええ~」ってなるかもしれませんが、実際に体験すると、そんなこと全く気にならないです。私は4人テーブルでしたが、たくさんお話できましたし、とても楽しく食事ができました。あ、通常回とは別にグループで同じテーブルになれるグループ回もあります。

 いよいよマジカルシェフの合図でパーティーがスタート。いやあ本当にすごかった!お皿がひとりでに現れて食べ終わると勝手に消えていくんです。グラスのワインも、飲んでもなくなることはないし、お酒の種類も変わっていくんですよ。魔法みたい!大興奮でした。

どのお料理も目隠しで楽しめるよう、香りや歯ざわり舌ざわりが工夫されていて「しかもお味は完璧!」なのです。料理をエンターテイメントにするという発想が本当にすばらしい。まさにUSE YOUR IMAGINATION!

料理の合間にはマジカルシェフやアリエルの仲間たちがパーティーを盛り上げてくれます。これもすごく楽しかった~。

楽しいひとときを体験して夢心地のままお腹いっぱいで退席(もちろん目隠しをしたまま)アイマスクを外すのも廊下なんですが、パッと魔法が解けたような不思議な気分になりました。本当に夢だったのでは?と思うほど。ちょっと寂しい感じ。でも完全に酔っ払ってたので廊下を歩きながらああ、これは夢ではなかった…と急に現実味が出てきたのでした。

 

とらがうしおを喰ったはなし

祝アニメ化!ということで。7月からアニメが放送している「うしおととら

アニメ化に伴って完全版も発売しております。未読の方は是非この機会に。

 

 もう語り尽くされた四半世紀前の漫画に、改めてなにを語ることがあろうかって感じなんですが、この奇跡のアニメ化で浮かれているので許してください。

 さてタイトルにもあるように「とらがうしおを喰ったはなし」をしようと思います。この記事は物語の核に触れる強烈なネタバレであり、アニメ派の人、これから漫画を読もうと思っている人はご注意ください。

 

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ARASHI BLAST in Miyagi 情報まとめ(8/1)

 ARASHI BLAST in Miyagi の開催が決定。自分の覚え書きのために情報をまとめました。

8/1アクセスツアーについて追記

東日本大震災復興支援コンサート「ARASHI BLAST in Miyagi」をひとめぼれスタジアム宮城で開催することが30日、決まった。宮城県から招致を受けたもので、同スタジアムで複数公演を行うアーティストは初めて。全4公演で20万人を動員する予定だ。

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インサイド・ヘッド

2015年7月18日公開。ディズニー/ピクサー最新作「インサイド・ヘッド」ピクサー20周年記念作品です。

www.youtube.com

 

ネタバレなしの感想ですが、本作は非常に深く考えられた作品であり、哲学的なテーマが含まれています。言うなれば「アニメで学習!たのしい哲学 感情編~カナシミはなぜ必要なの?~」って感じ。もちろん子供でも楽しめますが、この映画のメッセージを理解するのは少々難しいかもしれません。むしろ人間の成長を間近で感じられる人、子供を持つ親のほうが突き刺さることが多い映画だと思います。伝統を重んじるディズニースタジオに対し、革新や進化に重きを置くピクサーらしい作品です。誰もが知っているけれど、まったく新しい物語。

もともと字幕での上映はかなり少なめですが、吹替の声優さんは皆さんとても上手ですので、こだわりがなければ吹替がオススメです。とくにヨロコビのようなテンションの高いキャラクターに声を当てることは日本人だとちょっと難しいと思うのですが、竹内結子さんは本当に上手に演じていらっしゃいました。 

 

さてここからはネタバレありの感想です。

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嵐のわくわく学校2015 6/7 2部

すっかり記憶から抜け落ちている気がしますが、せっかく参加したのでレポなどをあげてみます。 ファイトだ私の記憶よ。

 

まずは大体なんとなく内容を理解している人向けに6/72部の役割分担などを。

毎年恒例の櫻井くんによる松本くんのフェードインは今年もありました。バンビヲタとしては外せなかったので本当にありがたや…なむ…。

 

二宮くんの授業は田植え(初夏)私TOKIOファンの端くれなので「苗の隙間は30cmくらいで~」などという説明には「これ、鉄腕DASHでやったところだ……!」とひとり進研ゼミ。

新潟のゆるキャラ米米じいちゃん(CV.二宮和也)も会場にやってきてくれました。

 

会場には小さな田んぼがあって、生徒たちが実際に田植えをすることができます。今回指名されたのは、相葉くんと高木くん。

二宮「相葉さん(田んぼで)転ばないでね!?」

相葉「おい、前フリやめろよ!」

 

さっそく田植えを始めます。2人の田植えを見守る会場。

二宮「今6人くらいが『がんばれ~』と」

会場\がんばれ~!/

二宮「おっ一気に6000人くらいに」ウルトラアバウト。

 

 

 

松本くんの授業は盆(夏)浴衣です!浴衣!全員浴衣です!浴衣は植物から色を取って染めたもので、柄にもきちんと意味があるそう。今回はニノと高木くんの柄の意味を紹介。この辺まったくメモしてないので許してくれ。

そのあとみんなで盆踊りを踊りました。ハピネス音頭。会場のみなさんもすごくナチュラルに強制参加させられます。太鼓は中島くん。

このとき太鼓のステージがせり上がってきて、取り付けられたちょうちんが四方に伸びて、とても夏祭り感が出てました。スタッフさんのステージ展開は毎年本当にすばらしい。 

大野「みんな覚えるの早いね~」

相葉「ファンキーに比べたらね」はい。

 

 

大野さんの授業はお茶(秋)茶道からおもてなしの心を学びます。会場にも小さな茶室が。今回のお客さんの役は松本くん。お茶を頂いたあと褒めるなど声を出してもいいそうで。

松本「(一口飲んで)おいしいです」

松本「(一口飲んで)上手ですね」

松本「(一口飲んで)ちょっと塊がありました」

茶室の掛け軸は主人が客人に合わせて変えるものだそう。今回の言葉は「知足」足るを知るという意味。

大野「なんでも完璧を求める松本くん」

松本「これは僕の性格にダメ出しですか????」

そして言わされる会場。

 

 

相葉くんの授業は年末。会場で餅つきをしました。お餅をつくのは山田くんと二宮くん。ニノちゃんはここで類まれなる非力っぷりを発揮。高速餅つきなのにペッタンペッタンと顔を真っ赤にしてやってました。かわいい。

 除夜の鐘には心残りや後悔を祓うことができるそうで、メンバーの「忘れたいこと」を発表することに。ちなみに会場に鐘が用意してあって、鐘を叩くのは知念くん。

会場のお客さんの忘れたいこと。保育士のYさん「二宮くんのキーホルダーを落としたけど、周りの先生に「Y先生のでしょ~?」と冷やかされ「私のじゃありません!」と言ってしまったこと」的なニュアンスのエピソードが発表されました。

二宮「保育士のYさんですね……探します」本気の目をしていました。

櫻井くん………………。 

 

 

最後は櫻井くんの授業。年明けです。

今となってはどうでもいいですけど、最初に日本の四季をテーマに授業を行うって聞いたとき、春夏秋冬でひとり余る…って思ってました。まさかの初夏、夏、秋、年越し、年明けという斜め上を行く構成。誰が予想できただろうか。

ここで毎年西宮神社で行われる福男選びを外周を使って再現することに。今年の福男、志和さんも会場に登場。そういえば今まで参加していなかった櫻井先生もこの回は参加することに。

なぜワクワク学校は走らなければならないのか。

福男さんのスタート地点は一番後ろで松本相葉大野の3人にガードされてスタート。3人の妨害は半分くらいまでで、その間ずっと1位は櫻井くん。しかしそこから福男さんのすばらしい追い上げがあり、1位だった櫻井くんはいつの間にかなんやかんやで中島くんと有岡くんにも抜かれる。ここものすごいなんやかんや感。1位中島くん 2位福男さん 3位有岡くんという順位でした。櫻井くんはなんやかんやで4位。

 

その後、一年の計は元旦にあり的な流れで10年後の抱負をジャンプちゃんたちに話してもらうことに。よぉーし記憶が雑になってきたゾ!

今回は知念くんと有岡くんでした。

 

 

このあと再び春になり卒業式を迎えて、ふるさとで外周を回って終了。大体こんな感じでございました。

じゃんぷちゃんがいるとステージが賑やかになって本当にたのしかったです!もう記憶がカラッカラなので唐突に終わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視点を変えて見るベイマックス

ディズニー長編アニメーション第54作目「ベイマックス」

DVD/BDが発売されたからか、公開してすぐ別ブログで私がネチネチと気味悪いほど長文で語りに語った記事にアクセスが結構あったのと、何度か見返して改めて感動したことがあったので文字にしてみた次第です。

もちろんネタバレを含みます。

 

ベイマックスはサンフランシスコと日本をモデルにした架空都市サンフランソウキョウを舞台とした作品であり、ディズニーから日本へのラブレターといわれています。誤解されがちですが、いわゆるドラえもんのような少年とロボットの日常アニメではなく、ヒーロー誕生までを描いた言わばエピソード0的な物語。

 ベイマックスは娯楽の教科書のような作品です。面白い、かわいい、楽しい、感動、だけではなく、添えられたメッセージも深くすばらしいものでした。その「人が死んでも残された人の心の中に生き続ける」というメッセージは具体的にはどういうことだったのでしょうか。

 

公開に先駆けて、NHK特番「魔法の映画はこうして生まれる」が放送されました。ディズニー・アニメーション・スタジオを長期取材したものです。*1

DVD/BDが発売されてますので、ご興味があれば。

製作チームは「タダシの死」に纏わるヒロの心情をどう描くのか悩んでいました。その中で製作総指揮のジョン・ラセターが、ストーリー会議でこのテーマを提案する様子がおさめられています。以下は彼の言葉の引用です。

誰かが死んだとき、その人はすでに残されていた人の一部であり、なにかしら重要な影響を与えてくれる存在になっているのではないだろうか。
人は死んでも本当はいなくなっていない。いつも残された人の中に生きている。人は亡くなっても愛する人に影響を与え続ける。その影響で残された人はよりよい人間になれるんじゃないか。

 

冒頭、ヒロが「僕たちの中で生き続けてるなんて、みんなそう言うけどさ…」そう言って鼻で笑うシーンがあります。

しかしヒロは作中、何度もタダシと同じ台詞を言ったりタダシと同じ行動をしたりするんですよね。とくに「視点を変えてみるんだ!」は最終決戦で重要なヒントになります。ヒロがアビゲイルを救うためにポータルの中へ向かうのも、タダシが教授を助けるために火事の中へ向かったのを見たから。タダシの言葉や考えが自然とヒロのものへと変わっているのが分かります。これこそ、タダシがヒロの中で生き続けている証です。

人が死んでも、残された人の心の中に生き続ける、とはどういうことか。このテーマを言葉で長々と語ることもなく、ヒロ、そしてベイマックスからもタダシの存在を浮き立たせています。タダシのトライ&エラー映像を見て、ヒロが自発的に自分の使命を悟るシーンもすばらしい。

 

*1:NHKが世界で初めて長期密着を許された貴重な番組。NHKが「“ポニョ”密着300日~」(08年)の映像を送付して交渉。宮崎駿が大好きなラセターが「こういう番組ならいいよ!」と異例の撮影を許可をしたこともついでに知ってほしい。世界初!NHKがディズニー最深部に潜入 - 芸能ニュース : nikkansports.com

ようこそ、わが家へ

相葉雅紀主演、月9ドラマようこそ、わが家へ。先日最終回を迎えまして、その感想と考察などをつらつら書こうと思います。当然ながらネタバレであり、犯人の正体に触れる内容です。

あっちなみに私原作が未読なので、考察が完全に見当違いだったら指差して笑ってください。

 

 
ようこそ、わが家へ。ご存知「半沢直樹」シリーズの池井戸潤による原作ドラマです。原作の主人公はお父さんらしいですが、ドラマは相葉くん演じる息子・健太に変更されています。
ドラマが始まる前からそれはそれは大変楽しみにしておりました。しかし蓋を開けてみれば、一話、二話…三話とフラストレーションが溜まる構成…。母親の底抜けに明るい性格にのん気な家族の反応、真瀬部長にも言われっぱなしで、話の進みが遅く、スロースタートという印象でした。4話で少し盛り返したな!って感じ。ガスかわいい。

しかし最終回に向けストーリーは急加速、視聴率も最終回が一番高いという有終の美。相葉くん本当にお疲れ様でした。

 

さてこのドラマ。名無しさんの正体は誰なのか、という謎解き要素がありました。いや、あると思ってました。なので最終回を前に、私はこう呟いたのです。

しかし、最終回この呟きどおりの展開に!初登場で突然出てきたやつが犯人だ!これは恐れていた事態…!
しかしドラマの展開から察するに、これは「名無しさんの正体」に焦点を当てたものではないのだと分かります。このドラマに謎解きなんて最初からなかったのです……。要するに、名無しさんの正体は、大して重要ではなく誰でもよかったんですね…。

顔や名前が知られていなければ、他の人がどういう気持ちになるのか知ろうとしない人。それが名無しさんの正体です。そして名無しさんに便乗していく人々の存在も描かれています。ネット社会ではよく見る光景です。

そういえば、こんなものがTLに流れてきました。

「別にストーキングされても平気よ」って言ってる人がいますが、本当かな? 人の心を壊すことは、とても簡単です。 手間はかかりません。 なぜなら、少しだけ壊せば、あとは自分で勝手に壊れてくれるからです。 『こちらの正体を明かさない』という方法を使えば、とても容易なんです。

このドラマは、こういう物語だったのですね。

もうひとつ。沢尻エリカ演じる明日香ちゃんの小さな復讐。あれは誰でも名無しさんになれる、ということを意図したものだと感じました。誰でもなれる=終わりがない。ラストシーンの花壇はそういう意味だったのでは。とても考えられて演出です。

 

 それにしても「ようこそ、わが家へ」というタイトルはどういう意味があったんでしょうか。悪質なストーカーとの物語なのに、このタイトル。すごくいいなと思ってました。原作だともっとあっと驚く意味があったのかな?