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ようこそ、わが家へ

相葉雅紀主演、月9ドラマようこそ、わが家へ。先日最終回を迎えまして、その感想と考察などをつらつら書こうと思います。当然ながらネタバレであり、犯人の正体に触れる内容です。

あっちなみに私原作が未読なので、考察が完全に見当違いだったら指差して笑ってください。

 

 
ようこそ、わが家へ。ご存知「半沢直樹」シリーズの池井戸潤による原作ドラマです。原作の主人公はお父さんらしいですが、ドラマは相葉くん演じる息子・健太に変更されています。
ドラマが始まる前からそれはそれは大変楽しみにしておりました。しかし蓋を開けてみれば、一話、二話…三話とフラストレーションが溜まる構成…。母親の底抜けに明るい性格にのん気な家族の反応、真瀬部長にも言われっぱなしで、話の進みが遅く、スロースタートという印象でした。4話で少し盛り返したな!って感じ。ガスかわいい。

しかし最終回に向けストーリーは急加速、視聴率も最終回が一番高いという有終の美。相葉くん本当にお疲れ様でした。

 

さてこのドラマ。名無しさんの正体は誰なのか、という謎解き要素がありました。いや、あると思ってました。なので最終回を前に、私はこう呟いたのです。

しかし、最終回この呟きどおりの展開に!初登場で突然出てきたやつが犯人だ!これは恐れていた事態…!
しかしドラマの展開から察するに、これは「名無しさんの正体」に焦点を当てたものではないのだと分かります。このドラマに謎解きなんて最初からなかったのです……。要するに、名無しさんの正体は、大して重要ではなく誰でもよかったんですね…。

顔や名前が知られていなければ、他の人がどういう気持ちになるのか知ろうとしない人。それが名無しさんの正体です。そして名無しさんに便乗していく人々の存在も描かれています。ネット社会ではよく見る光景です。

そういえば、こんなものがTLに流れてきました。

「別にストーキングされても平気よ」って言ってる人がいますが、本当かな? 人の心を壊すことは、とても簡単です。 手間はかかりません。 なぜなら、少しだけ壊せば、あとは自分で勝手に壊れてくれるからです。 『こちらの正体を明かさない』という方法を使えば、とても容易なんです。

このドラマは、こういう物語だったのですね。

もうひとつ。沢尻エリカ演じる明日香ちゃんの小さな復讐。あれは誰でも名無しさんになれる、ということを意図したものだと感じました。誰でもなれる=終わりがない。ラストシーンの花壇はそういう意味だったのでは。とても考えられて演出です。

 

 それにしても「ようこそ、わが家へ」というタイトルはどういう意味があったんでしょうか。悪質なストーカーとの物語なのに、このタイトル。すごくいいなと思ってました。原作だともっとあっと驚く意味があったのかな?